30代女の米国投資ブログ

米国株式投資に初挑戦する在米女の記録 (数字に弱くずぼらな私の挑戦記)

【アメリカ社会問題】深刻な人手不足

こんにちは!


こぱーちです。



アメリカは人手不足が深刻らしいです。


昨日、お隣さんと立ち話。



この前クレジットカードが郵便受けから盗まれた話、今届いたはずの郵便物が見当たらない話をしていたら


お隣さん「郵便屋さん、最近本当に適当なのよ。ちょっとサンクスギビングで帰省してこの前帰っきてたらうちの郵便受けが溢れかえってて、中身を見たら隣の家とかそのまた隣の家とか全然うち宛じゃない郵便物がいっぱい入ってたの!どこでもいいから入れてけ〜!って感じ?」



私「きっと人手不足だから新人とか仕事どうでも良いと思ってる人を雇ってるんだよね?最近どこもそんな感じじゃない?カスタマーサービスの質めちゃくちゃ落ちてるよね?」



お隣さん「そうだよね!この前ピッツバーグに旅行に行ったらファーストフードは端から端までどこも人手不足でレジが閉まっちゃってたの!ドライブスルーだけ開いてて、そこら中に「アルバイト募集中!」って貼り紙してたわよ。もう誰も働きたくないのね。私も仕事辞めたいわ〜」




アメリカの人手不足には色々な要因がありますが、1つはコロナ禍で burn out した人たちが次の仕事を見つける前に仕事を辞めてしまうこと。


“Burn out”とはその名の通り、燃え尽きること。



精神的に疲れ果てた状態を指すのですが、現在このburn outがアメリカで社会問題になっています。



コロナ中リモート勤務が出来ないサービス業の人たちは常に感染の危険に晒されていることに疲れ果て、


コロナが始まった2020年3月から現在までずっと100%リモート勤務をしてきたオフィスワークの人たちは誰にも会わずに自宅で仕事だけをすることに疲れ果てています。


そうです。デジタル化が進んでいるアメリカ、特にここシリコンバレーでは家でも仕事ができる業界はまだオフィスには通勤していないんです。


ちらほら週に一日程出社しているという人も聞きますが、義務ではないし、周りのほとんどの人が2020年の3月から今日に至るまでオフィスに一歩も足を踏み入れていません。



リモート勤務という選択肢がない人たちからは羨ましがられるかも知れませんが、100%在宅勤務というのは企業にとっても従業員にとっても望ましい状態ではありません。


同じ英語圏でもオーストラリアはコロナが落ち着いている期間中はみんな週の何日かはオフィスに行っていました。(日本もそんな感じですよね?)


やはり同僚の顔を見たり、仕事以外のたわいもない会話をしないとチームワークや士気は保てないんです。


コロナ中に転職した人なんかは、まだ一度も直接会ったことがない同僚、上司と働いている状態です。



アメリカだって出来るものなら出社したい/させたいけど、アメリカはコロナの感染リスクが高すぎて、まだ出社に踏み込めていない企業がほとんどです。



その結果 burn out して、次の仕事が決まっていないのに辞めてしまう人が増えているんだそうです。



私の会社は来年3月に少しずつ出社する日を作る予定だそうですが、それも今回の新しい変異株の出現でどうなることやら… (私は万年リモートワークなので関係ありませんが)



話を人手不足に戻すと、本当にサービス業の人手不足は深刻だそうです。


それによりサービスの質の低下を肌でひしひしと感じます。



対応スタッフの少なさからお店での待ち時間が長い。
ずっと先まで予約が取れない。
飲食店の料理の質が落ちた。
1人に対する仕事量が多くなり、ストレスの溜まっている店員さんが不機嫌。
など…



クリスマスの繁忙期に備えて、宅配会社大手のUPS が宅配ドライバーの時給を38ドル(約4300円)に引き上げたとニュースになっていました。


通常期だと約22ドルらしいので、40%のアップです。




日本はどんな感じなんでしょうか?
アメリカで起こっていることは日本でも起こる可能性もあるし、文化の違いもあるので分かりませんが、今アメリカはそんな感じです。



物騒な事件もこの数週間非常に増えていて、この世界はどうなってしまうのか…という感じです。
(散歩中の高級犬フレンチブルドッグの飼い主の頭に銃を突きつけて犬を奪っていった事件や、80名ほどの若者グループが小売店を襲撃・強盗した事件など荒れに荒れています)




私もburn outや不安を感じつつも、日々やれることをやるのみです(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)




では、また!