【コロナ禍のアメリカから日本への帰国】コロナ陰性証明の発行について
日本に現在入国するには、国籍問わずすべての人が搭乗72時間以内にコロナ検査を受け、厚生労働省所定の検査証明書に検査結果と医師のサインをもらう必要があります。
検査を受ける機関を探すにあたり色々と調べましたので、今後同じような体験をする人の参考になれば、と思いまとめました。(2021/12/25現在の情報)
検査を受ける機関を選ぶポイント
- 医師や医療機関に国からの指定はない
- 記述は英語でOKのため日本語翻訳は必要ない
- ただし、日本の厚生労働省所定の検査証明書にサインしてくれるかどうかの事前確認が必要(すべての医療機関が対応してくれるわけではないようです)
- 厚生労働省が指定する検査法を実施している必要あり
2021/12/25時点で国が指定する検査法
- 核酸増幅検査(RT-PCR 法)Nucleic acid amplification test(RTPCR)
- 核酸増幅検査(LAMP 法)Nucleic acid amplification test (LAMP)
- 核酸増幅検査(TMA 法)Nucleic acid amplification test (TMA)
- 核酸増幅検査(TRC 法)Nucleic acid amplification test (TRC)
- 核酸増幅検査(Smart Amp 法)Nucleic acid amplification test (SmartAmp)
- 核酸増幅検査(NEAR 法)Nucleic acid amplification test (NEAR)
- 次世代シーケンス法 Next generation sequence
- 抗原定量検査* Quantitative antigen test* (CLEIA/ECLEIA)
JALやANAのホームページや在米領事館のホームページに、これらの条件を満たす医療機関のリンクがいくつか載っていたのですが、みな400-500ドルとかなり高額💦
ホームページが日本語に翻訳されているので、一見日本人に優しいのですが、よく見るとGoogle翻訳なのか日本語がめちゃくちゃだったりします。
その上、結果が送られてくるまでに1日かかったり、急いでいると追加で至急料金が請求されたり、物凄い額になってしまします💦独り身ならまだしも、家族がいるご家庭は検査証明だけで十数万かかってしまいます!
薬局でも無料でコロナ検査が受けられるアメリカにおいて検査に4-5万もかかるなんて・・・
パンデミックに便乗して儲けている人がいるんですね・・・
途方にくれていた矢先、発見したのがSFO(サンフランシスコ国際空港)で$225で検査してくれ、20分後には検査結果がもらえる検査所。(こちらのブログにかなり詳しく詳細あります。質問にも答えていただけるというとても親切なブログです。)
1週間前からネットで予約が取れて、20分で結果をもらえるならフライトの前に検査を受けることも可能です。こんな便利なのにその他の(JALやANAおすすめの)医療機関に比べて半額ほどで受けられるなんて!信じがたいですが、その他の医療機関がボッタクリすぎなのでしょう・・・
私の場合はフライトが朝早いので検査所の始業時に行っても間に合わず、少し面倒ですが前日に検査を受けにいこうと思います。
こちらで受けられる検査は2種類あり
- Rapid PCR(結果が出るのに50分、料金$275)
- Rapid Molecular NAAT(結果が出るのに20分、料金$225)
2つ目のNAATという検査法ですが、国が指定する検査法の中にないやん?と思ったのですが、調べてみるとNAATはNucleic Acid Amplification Testsの略だそうで、日本が指定する検査方法の種類はNAATを細分化したもののようなので2つ目のNAATで大丈夫そうです。
上記の親切ブログの実際の検査証明書の画像にもNAATの中のNEAR法という項目にチェックがつけられているので、大丈夫でしょう。
サンフランシスコ・シリコンバレーからSFOを使用し日本に帰国される方はもちろん、SFOにこんな施設があるということは、アメリカのその他の空港にも似たようなサービスがあるかも知れませんので、その他の地域から出発される方も探してみるのはいかがでしょうか。
ちなみに、こちらの検査証明書について(Q&A)にもかなり詳しく72時間の定義やトランジットする方の注意事項などが書いているので、目を通しておくといいかも知れません。
では、また!
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