30代女の米国投資ブログ

米国株式投資に初挑戦する在米女の記録 (数字に弱くずぼらな私の挑戦記)

【アメリカ文化】アメリカのお正月

時差で日本よりほぼ1日遅いアメリカはまだクリスマスの夜です。


アメリカのクリスマスが家族で過ごす祝日だと聞いたことのある人は多いかも知れませんが、雰囲気は本当に日本のお正月に良く似ています。


お店はほとんど閉まり、道には人も車もほぼいません。



みんな家族や親戚で集まって事前に作るか購入したご馳走を食べるんです。


子供の頃お正月によく両親や兄弟とカルタや人生ゲームのようなボードゲームをしましたが、アメリカも一日中、飲んだり食べたりを繰り返し、合間に家族、親戚とボードゲームなどをしたりゴロゴロして楽しみます。


プレゼントは子供だけでなくどれだけ大人になっても1人ずつに贈り合うため、ものすごい量ですし、ラッピングをしてくれないお店も多いので自分で一つ一つラッピングをするのは手間も時間もかかります。ですがほとんどの人がプレゼントを贈ること、もらえることをとっても楽しみに、時間をかけて選び、大金を注ぎ込みます。(もちろん控えめな家庭もあるでしょう)



ただ、元はと言えばキリスト教徒のお祭りですから、色んな文化圏から人の集まるアメリカはクリスマスを祝わない人たちもたくさんいます。


例えばジューイッシュと呼ばれるユダヤ教の人たちは12月の上旬にハヌカというお祭りがあり、クリスマスは関係ないため、彼らの間では閉まっているお店の多いクリスマスに唯一開いている中華料理屋でテイクアウトをして、映画を見に行く、というのが一種の定番らしいです。


日本も映画館は元旦からやっていますよね^^



私は今年は1人でしたので、荷造りでもしようかと思っていましたが、ジムのクラスが開催されるのをネットで見て、半信半疑ですが行ってみました。


クラスは事実開催されていましたが普段は10人以上いる参加者が今日は3人だけでした。


元旦にジムに行くみたいな感じなのかな、と思いながらワークアウトに参加しましたが、ここに集まった人たちはキリスト教じゃないという前提なのでしょう。インストラクターにも受付の人にも「メリークリスマス!」とは言われませんでした。(この2週間ほどお店や飲食店など街の至る所で挨拶はメリークリスマス!かハッピーホリデイ!だったのに)当日に言われないのはなんだか変な感じでしたが、多様な文化の人たちが共存し、他宗教の信仰、異なる人種、バックグラウンドの人たちに気を使うアメリカらしいな、と思いました。


おかげでクリスマスに一人ぼっちでも特に寂しいと思うことのない穏やかで充実した1日でした(^^)