【コロナ禍の帰国】空港着陸後の流れ(関西空港の場合)
こちらの記事では、2022年1月に海外から関空空港に着陸した後の検疫の流れについて書きたいと思います。
これからコロナ禍に海外から日本に帰国される方の参考になれば幸いです。
空港ではかなり長い手続きが待っていますので、事前に何が起こるかを把握し、準備と心構えをしておけば当日も待ち時間少なくスムーズに進むことができるのではないかと思います。
結果的に関空に着陸してから隔離先のホテルの部屋に入るまでに、私の場合は3時間40分かかりました。
私の乗ったハワイから関空行きがガラガラ(180席の空席)で、私たちの便以外に同時間帯に到着した飛行機もなかったので、人も少なくかなり早い方だったのではないでしょうか。成田や羽田など混雑する空港だったらもっと時間がかかるのではないかと思います。
それでも10時間のフライトの後、重いバックパックを肩から背負い、重量MAX(の2kg超え)のキャリーケースを転がして、空港内をかなり歩かされ、ホテルに到着する頃には目眩がするほど(また自分の荷物を空港に忘れて帰りそうになるほど)疲労困ぱいでした。(荷物を乗せられるカートは最終地点までありませんでした)
私は長期間海外に住んだ後の本帰国だったので、荷物がどうしても多かったのですが、チェックイン荷物に余裕のある方はチェックイン荷物にたくさん詰めて、手荷物はなるべく軽くして行くことをオススメします!
空港到着後の流れ
ここから先は、時間の流れに沿って、どんな手続きがあったか詳しく説明します。
18:25 関西空港着陸
着陸後もすぐには降りられず、検疫からのアナウンスを聞かされる
18:45 飛行機を降りてまず初めに列に並ぶ(待ち時間15分)
機内で配布され記入した健康カード、パスポート、および搭乗72時間前に出発地で取得した陰性証明証の提示を求められる。
どこに滞在していたかを聞かれ、色のついたストラップを首からぶらさげるよう指示される(強制隔離の日数ごとに4色に色分けされています)
19:05 唾液検査(待ち時間なし)
検査後は空港内をぐるぐる歩きまわり、合計で4−5箇所のステーションでそれぞれ別の書類の提出を求められます。
それぞれの待ち時間はほぼなかったのですが、かなり歩きます。
ほぼ全てのステーションで過去14日間の滞在先を確認されます。それはもういやってほどに何度も。恐らく滞在地域ごとに隔離期間が異なるので、間違った日数隔離させることがないように念には念をの対応なのかと。(日本らしい)
次のステーションでは質問票QRコードの提示を求められます。
空港でチェックインした際にもらう書類に記載のWEBサイトにアクセスし、WEB上で質問票というものに回答し、発行されるQRコードを保存しておく必要があります。
書類には出発地で回答を済ませるように記載がありますが、私がこの書類に目を通した時はすでに機内だったため、ネットアクセスのないフライト中は回答することが出来ませんでした。
飛行機を降りて一番初めに15分並んでいる間に回答していたので、ここでQRコードをすぐに提示することが出来ましたが、質問票に回答しそびれた人用にエリアが確保されていて、そこで携帯を使用して質問票に答えている人もたくさんいました。(まあ1−2分で回答できる内容なのですが)
QRコードの提示が終わると、ホテルでの強制隔離の滞在日数を告げられて、アレルギーや持病の有無、内服薬がホテル滞在日数分あるかの確認をされます。(あまり事前調査をしていない人だったら、ここで初めて自分の隔離日数を知る人もいるかも知れませんね💦)
次のステーションでは分厚いパンフレットのようなものを渡され、ホテルでの強制隔離+自宅での隔離合計14日間の隔離期間中に使用義務のある二種類のアプリの使い方を説明されたり、アプリの設定を確認されたりします。
スマートフォンを持っていない人、スマートフォンがアプリに対応していない人はスマートフォンをレンタルする必要があります。
19:30 すべてのステーションを徒歩で回り終え、テスト結果を待つための待合エリアにたどり着きます。
2020年の10月に一時帰国で成田に帰った際は検査結果の待合室は特別に並べられたパイプ椅子しかなかったので、待つのが辛かった記憶がありますが、今回はクッションの椅子が5席横並びに繋がっているタイプ(普段搭乗を待つエリア)だったので、比較的楽でした。
関空の場合はこのエリアに充電ステーションがあるので、PCを取り出し仕事をしている人などがいて感心しました。
検査結果が出るまでの間、トイレへ行くのと隣にある自動販売機で飲み物を買うことは許されていました。
待つこと1時間。
20:30 番号が呼ばれ始めます。番号が呼ばれた人から順に出口の方に案内されます。自分の番号の前後の人が呼ばれたのに自分は呼ばれなかったので、自分は陽性なんじゃないかと不安になります。。。
さらに待つこと30分。
21:00 自分の番号が呼ばれました。(良かったー陽性じゃなかったー😭)
預け荷物の受け取り場所に並んでいる荷物から自分の荷物をピックアップ。(ここでやっとカート登場)
税関申告を済ませ出口を出て、通常だったら迎えに来た人と感動の再会を果たす広場(もちろん空っぽ)で待たされます。人数がある程度揃ったらバスに連れていかれます。
バスに乗り込んだ後もすぐには出発せず、残りの人が揃うのを車内で待ちます。
21:30 バス出発 観光バスのような “皆様お待たせいたしました、間も無くバスが出発いたします”などの案内もなく静かに出発
21:45 ホテルの裏口駐車場に到着 5名ずつ前から順番に降ろされる(なぜか後ろのほうに座ったことに後悔)
スタッフの方が荷物をカートに乗せるのを手伝ってくれ、5名ずつ順番に部屋に案内され、しばらく経つと次の5名が呼ばれるのでかなり時間がかかります。
10:05 自分の宿泊階に到着するとエレベーター前にまたステーションがあり、宿泊のルールが説明され、アレルギー等の確認をした後、夜ご飯のお弁当が渡され部屋に案内されます。
10:10 部屋到着
長かったーーーーーーー!!!!
幸いなことにお部屋はかなりいい部屋で、通してくれた検疫スタッフの方も「廊下の反対側のお部屋は全然もっと狭いんですよ、ラッキーですね!」と。
辛かったこと
- 空港に到着後やたらと歩くこと
- 機内持ち込み荷物が重かったためにその荷物を持って歩き回ったこと
- 出発地の空港から日本のホテルの部屋にたどり着くまで(私の場合は17時間)ずっとマスクをし続けていること
これから日本に帰国する方へのアドバイス
- 私も他のブログを見て事前に準備していたのですが、着陸後ホテルにたどり着くまでに何かを買えるチャンスはなく、長丁場になるのでお腹が空いた時のために軽食やお菓子を用意しておくこと
- 長時間のフライトの後に荷物を持って歩きまわるのが辛いので機内持ち込み荷物は軽めにしておくこと
- 空港のチェックイン時、機内、着陸後のすべてでA4の書類を大量に受け取り、ステーションごとに書類を出したりしまったりします。ファイルもしくはA4サイズが入るハンドバッグなどを持っていると便利かも知れません。
- 携帯が必要になるタイミングが何度かあるので、ポータブル充電器などで携帯は機内から充電しておくことをオススメします
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